水を飲むと痩せる?摂取のタイミングと飲む量
まず人間の体が一日にどのくらい水分を排出するかというと
尿や便➡︎約1.6L
呼吸や汗➡︎約0.9L
の合計約2.5Lです。
(※厚生労働省調べ)
ということは2.5Lの水分を摂取しなくてはいけません。
ただ2.5Lの水を飲まないといけないというわけではなく、
食事から約1L
タンパク質や炭水化物、脂肪などの代謝時に体内で作られるのが約0.3L
摂取しているので、最低でも残りの1.2Lは飲み水として必要となってきます。
(運動したり汗をかいた場合はより必要です)
ではなぜ水を飲むと痩せるのかというと…
🌟新陳代謝をスムーズにし老廃物を排出しやすくなる
➡︎栄養の運搬や老廃物の排出は血液によって行われますが、血液の半分以上を占める血漿は約9割が水分です。
そのため水分が不足すると血流が悪くなり、代謝が正常に行われなくなり代謝が悪くなります。
結果、体内に老廃物が溜まりやすく、汗もかきづらくなりダイエットにも悪影響です。
ですので、適切な水分補給をすることは、このような事態を予防してくれます。
🌟エネルギー消費が増える
➡︎体温より低い温度の水を飲むと、体の中で体温と同じ温度にまで温められるのですが、温める時にエネルギーを使用します。
(健康な男女14人を対象にしたある研究では、500ml%の水を飲むことでエネルギー消費がどう変わるかを調べたところ、飲み終わってから10分以内に効果が出始め、男女ともにエネルギー消費が30%増え、その効果は1時間以上続いたそうです)
🌟排便を促す
➡︎適切な水分補給で排便を促し、腸内環境を整えるたり、十分な水分摂取は便がやわらかくなり排便を促す効果が期待できます。
🌟食べすぎの予防
➡︎食事中に水を一緒に飲むと、食べるペースがゆっくりになるため、満腹感を得やすくなります。
【摂取のタイミング】
①起床後すぐ
コップ1杯の水を飲み、胃腸を目覚めさせて代謝をあげやすくします。
②ごはんの前
空腹に水を飲むことで、多少ではありますが食欲を抑える効果が期待できます。
入浴でもしっかり汗をかき、その後水分補給をして血液の巡りを良くしましょう。
【注意点】
⋆飲み過ぎには注意
(体内の塩分濃度が下がり低ナトリウム症になる可能性もあります)
⋆冷たすぎるお水より常温のお水を
⋆一度にたくさんではなく、こまめに飲む
お水は体にとても大切です。
ダイエット中以外でも
食事で得られる水分を除けば、最低1日に1.2L以上飲んであげるよう心がけてみてくださいね!